マクネシウム合金のスタツド溶接技術は、当社がその将来性を認められ、福岡県からの助成を受け、国立九州工業大学と福岡県機械電子研究所の協力により研究開発を行った技術です。その成果、および独自性は2003年の溶接学会発表において実証されています。
マグネシウム合金スタッド溶接システムは大きく5つの機構で構成されています
抵抗溶接とアーク溶接の利点を取り入れた方式で、酸化スピードが速く、融点の低いマグネシウム合金同士を溶接するために、独自の機構と回路を開発しました。超瞬間溶接(1/10,000秒台)を行うため、0.5t厚以上のマグネシウム合金板に対して、その体裁面に溶接痕を殆ど出さずに専用ボス等を正確に、かつ、スピーディに立てる事ができます。
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MgR-0608M3型 | |
専用スタッドをあらかじめ装填しておくマガジン方式の溶接装置です。 | |
溶接範囲 |
:X軸 600mm Y軸 800mm Z軸 50mm |
スタッド種類 | :3種類(増設最大5種類) |